最近は、プレママ向けの情報誌だけでなく、妊活系の雑誌などにも葉酸サプリメントが取り上げられたり、紹介されることが多くなってきましたよね。
なんとなくでも、葉酸に興味をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
でも、日ごろからホウレンソウなど葉酸を含んでいる食品を食べているし、わざわざサプリメントで葉酸をとる必要があるの?と疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
また、サプリメントで葉酸をとることで、かえって妊娠しにくくなったりはしないのかと、葉酸サプリメントに対して疑いの気持ちを持っている方もいるかもしれません。
そこで今回は、妊活期に葉酸サプリメントを日常的に摂取をしていて、妊娠によくない影響があるのかないのか調べてまとめてみました。
葉酸をたくさんとっても妊娠に悪い影響はない
まず、サプリメントに限らず、葉酸をたくさんとったとしても、妊娠しにくくなってしまったりなど妊娠の妨げになってしまうような影響を受けることはありません。
そもそも、葉酸は、ビタミンの一種で主に野菜などの食品に含まれている栄養素です。水に溶けやすく体内で利用しきれなかった分は、尿と一緒に体外へと排出されてしまうため、体内に蓄積されてしまうといった心配もないのです。
葉酸を取ると血行を良くしてホルモンバランスを整えたりしてくれる効果などがあるため、ホルモンバランスに作用したり影響を与えたりするものだと誤解をされてしまいがちです。
しかし、葉酸は薬品やホルモン剤などとは違いますので、整っていたホルモンバランスを崩してしまったりするような影響を与えたりすることはないのです。
ですので、妊活中の女性は妊娠への影響を不安に思って、葉酸を控える必要はまったくありませ全くありません。もちろん、妊娠中の女性も同様ですし、おなかの赤ちゃんのことを思えばむしろしっかりと取ったほうが安心だといえるでしょう。
ただし、サプリメントで葉酸を摂取した場合は、食品由来のものより体内での利用率や吸収率が高めになっているので、摂りすぎてしまうことはよくないとは言われています。
しかし、これも過剰摂取にさえならなければ特に体に対する影響はないのです。
葉酸の取りすぎに値するにはこれだけ摂取が必要
食品由来の葉酸ならどんなにとっても心配はないけれど、サプリメントの場合は過剰摂取に注意してね…なんて言われたらちょっぴり不安に思ってしまいますよね?
食品由来の葉酸は、その成分が壊れやすく体内にとどまりにくい構造になっているのに対して、サプリメントなどに含まれている合成された葉酸は、食品由来と比べて体内にとどまりやすい構造をしているため、サプリメントに含まれる合成葉酸にのみ摂取の上限が定められています。
その量は1日1000㎍とされています。
これはあくまでもサプリメント単体で摂取した場合の上限になりますので、食品とサプリ合わせて1000㎍になった場合については該当しません。
1日1000μgとしているのには、ちゃんと理由があります。
海外の研究論文で、妊娠後期の女性を対象とした調査を行ったところ、毎日1000μgの合成葉酸を摂取していたグループの女性から生まれた子どもに、ぜんそくなどの症状を持つ子が多かったという統計が出ているというのがその理由になります。
葉酸接種とぜんそくについて、直接の因果関係ははっきりしてはいないようですが、少しでもリスクを避ける意味で過剰摂取となる上限を1000㎍と定めているのです。
1000μgって、結構な量ですよね。
ちなみに、市販されている葉酸サプリメントの多くは、1日当たりの葉酸量が400μg程度となっています。中にはバイエル社のエレビットのように、800μgの葉酸を含んでいるサプリメントもありますが、これも規定内ですので問題はありません。
各メーカーが定める規定量を無視して摂取しなければ、摂りすぎてしまうことはまずないので、心配しなくても大丈夫でしょう。
間違えて1000μgを摂取してしまった場合であっても、数日程度であれば何ら問題はありません。
もちろん、排卵日がくるってしまったり、着床の妨げになってしまうようなことも報告されていませんので安心してくださいね。
葉酸の過剰摂取のリスクについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
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厚生労働省では食事+サプリメントを推奨
このように、サプリメントで1日1000μgの葉酸を摂取しつづけるということさえしなければ、葉酸はある程度摂取してもなんら問題はありません。先ほどお話しした通り、妊娠の妨げになることもなければ、胎児へ与える影響などの心配もしなくて大丈夫です。
とはいえ、過剰摂取のリスクが少しでもあるのであれば、やっぱり怖いからサプリメントは使わないでおこうと思われる方も中にはいらっしゃることともいます。野菜から葉酸を摂る分には、摂りすぎることもないみたいだしそのほうが安全だよねと思われる方もきっといることでしょう。
でも、それでも妊活中の女性には、食事からだけではなくサプリメントも合わせて利用し、葉酸をしっかりと取ってほしいと私は考えているのです。
先ほどお話ししたように、食品由来の葉酸は成分が非常に不安定で壊れやすく、体の中にはいっても比較的すぐに外に出てしまう性質があります。
しっかりと体内で利用される前に、体の外に出てしまっては十分に葉酸が活躍できないだけでなく、思っているほど葉酸が摂取できていない可能性だって出てきてしまうのです。
本人は、たくさん食べているつもりでも、実際はほとんどが体の中で使われていないとしたら?私はそちらのほうがよっぽど心配です。
厚生労働省としても、公式に食事とサプリメントの両方から葉酸を摂取するよう推奨しています。国が公式に、食事からは250μg、サプリメントからは400μg摂取するよう推奨しているのです。これは、決して妊活をする女性のためではなく、妊娠した場合の赤ちゃんの成長のために定められているラインです。
食事のみで補える栄養素は無理にサプリメントで摂る必要はありませんが、葉酸に関してはその性質がちょっぴり異なっているということを知っておいてほしいなと思います。
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