妊活と葉酸

妊活中の葉酸は食事とサプリ両方からの摂取が必要。でも食事とサプリそれぞれの違いって何?

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妊活中には、食事からだけでなく、食事とサプリメント(栄養補助食品)の両方から葉酸を摂取することが推奨されています。

このことが、妊娠初期の胎児の発達をささえ、先天障害のリスクを抑えると考えられているからです。

しかし、食事による葉酸とサプリメントでとる葉酸とでは、どのような違いがあるのでしょうか?

なぜ両方の葉酸をとる必要があるのかといった理由も、いまいちよく理解できないという方も多いと聞きます。

そこで今回は、食品由来の葉酸とサプリ由来の葉酸のそれぞれの違いについてお話していきたいなと思います。

 

妊活中の葉酸は食事とサプリ両方からとる

厚生労働省では、妊娠を希望している女性の場合は1日に食事から240㎍と、サプリなどの栄養補助食品から400㎍の葉酸摂取が望ましいとしています。

妊活中から葉酸摂取がすすめられているのは、妊娠したときに胎児の発達や赤ちゃんの先天障害のリスクを低減するためです。

よりしっかりと葉酸を摂取し、最も必要となるべき時期の葉酸不足を防ぐためにも、食事とサプリメント両方からの葉酸摂取が必要だと考えられているのです。

 

葉酸を含んでいる食材はいろいろありますが、自分で調理して食べていても、本当に栄養を摂れているのか疑問に思うことってありますよね。サプリメントだと葉酸の量が記載されているため、1回にどのぐらい葉酸が摂取できるのかが明確です。

このほかにも、食事とサプリ両方からの摂取が望ましいとされる理由には、食事由来の葉酸とサプリメント由来の葉酸それぞれの特徴や特性が関係しているのです。

もう少し詳しく、それぞれの葉酸の特徴について説明させていただきますね。

 

食事由来の葉酸の特徴は?

食事由来の葉酸は、食事をすることで摂れる葉酸そのもののことを言います。他にも、「天然葉酸」や「ポリグルタミン酸型葉酸」などとも呼ばれています。

食事由来の葉酸を摂取することの一番のメリットは、安全性の高さです。自分で調理して食事をすることで葉酸を摂れるので、添加物の心配や加工などの影響がありません。安全性が高いので安心して口にすることが出来ますよね。

 

ただ、食事由来の葉酸は加熱に弱く、水に溶けだしやすいという欠点があります。調理するほど、栄養価は落ちてしまうんです。

さらに、食事由来の葉酸は体内利用率が悪く、口にしたうちの50%程度しか体内で利用されません。サラダのように、生で食べても利用率は50%程度なんです。

炒めたり煮たりすればすればさらに少なくなってしまいますので、思っている以上に葉酸がちゃんととれていないという状況になってしまうのです。

食事由来の葉酸は自分で選んだ食事からとれる分安全性は高いことが魅力ではありますが、食べた量に対しての利用率が悪いとなると、しっかりと摂りたい時期には葉酸不足の不安が出てきてしまうのです。

 

サプリメントによる葉酸の特徴は?

サプリメントなどに含まれている加工された形の葉酸の多くは、「合成葉酸」や「モノグルタミン型葉酸」と呼ばれているタイプの葉酸になります。

サプリメントに含まれている場合は何かの食品などから成分を抽出したものではなく、ビタミン剤のような感じで合成して作られた葉酸になります。

このモノグルタミン酸型葉酸は、食事由来の葉酸の分子構造よりもずっと単純な形状をしています。そのため、体内利用率の低い食事由来の葉酸に比べて、サプリメントの葉酸の体内利用率は85%と高いといった特徴があるのです。

サプリメントの場合は加熱などの影響を受けることがなく、口にしたうちの85%がそのまま体内で利用されるため、葉酸をしっかりと摂取することができるといったメリットもあります。

利用率が比較的安定しているため、厚生労働省では妊活中の葉酸摂取を食事だけでなく、サプリメントと合わせてとることを推奨しているのです。

 

ちなみに先ほど紹介した食品由来の葉酸(ポリグルタミン酸型葉酸)も、小腸で吸収される段階になると、分子の構造が変化して同じモノグルタミン酸型葉酸に変化します。ただし、その段階へといくまでにはその栄養成分の多くを失ってしまってしまいます。

そうした異なる葉酸型の特性も背景にあり、サプリメントなどでは利用率を高めるためにも、葉酸を含んだ食品の粉末などではなく最初から吸収率の高いモノグルタミン酸型の葉酸を採用して配合しているメーカーも多いというわけなのです。

 

妊活期用にサプリを選ぶ場合にはここに注意を

厚生労働省で言われているように、妊活期には食事とサプリメントの両方で葉酸を摂取することが望ましいです。

ただし、葉酸サプリメントだからといって、どれでもOKかというと決してそういうわけではないため、サプリ選びの際には注意が必要です。

というのも、葉酸サプリメントの中には、吸収率の高い「モノグルタミン酸型葉酸」を使っているものもあれば、「食品由来のポリグルタミン酸型葉酸」を使っているものもあるからです。

どれも表向きは葉酸サプリメントとなっています。しかし、先ほどもお話した通り、葉酸の型によっては吸収率も利用率も異なるため、しっかりとれているつもりでいても実は葉酸不足に落ちってしまう可能性も0ではないのです。

無事に妊娠がすすんで安定期になったころであれば、特にモノグルタミン酸型葉酸にこだわって摂取する必要はありませんが、妊娠前や妊娠超初期の時期には葉酸が不足することがないよう意識しなくてはならないのです。

妊娠したときに葉酸不足になるのではないかと余計な不安な思いをすることがないよう、妊活期に葉酸サプリメントを利用する場合には、利用率の安定したモノグルタミン酸型葉酸を使用したサプリメントを選ぶことが大切なんですね。

 

どちらの葉酸が含まれたサプリかを見分けるには?

食品由来とモノグルタミン酸型葉酸との見分け方はいろいろありますが、間違いないのが商品パッケージの裏に書かれている成分表示を見ることです。

成分表示の中に「葉酸」と書かれていれば、100%合成葉酸(モノグルタミン酸型葉酸)になります。

また、酵母葉酸と表記にあるものも、モノグルタミン酸型葉酸ですので安心して摂取してOKでしょう。

食品由来のものの場合、成分表示には葉酸の表記はなく、レモンなどの食品名や食品粉末などと書かれています。この場合、妊活期に適したモノグルタミン酸型葉酸ではないのでご注意ください。

実際に商品を手に取ってみることができない場合にも、販売サイトの下部などに成分表記がかかれているものがほとんどですので、必ずチェックしてから購入するようにしましょう。

中には「天然葉酸」と販売サイトでうたっていても、実際使われているのは合成のモノグルタミン酸型葉酸だったりすることもあるため、その点も併せてチェックしておくと安心ですね♪

 

まとめ

妊娠した時の胎児の成長や先天性リスクを軽減するために妊活中から葉酸をしっかりと摂ることが大切です。

妊活中は食事と栄養補助食品(サプリメント)の両方から葉酸を摂取することが望ましいとされています。

この時期には安定して葉酸が摂取できる、合成のモノグルタミン酸型葉酸のサプリメントを選んで利用することが大切です。

妊娠したときの赤ちゃんの発達のためにも、葉酸不足を起こさないようその時に合わせたサプリメントを選ぶことを意識するようにしたいですね。

 

  • この記事を書いた人
グミちゃん

グミちゃん

プロフィール詳細 2013年1年間の妊活期間(通院も含む)を経て自然妊娠→娘を出産。 現在、38歳にて二人目妊活に奮闘中。2017年10月無事二人目妊娠確定しました。 このサイトでは、娘を妊娠するまでに学んだことや感じた事、妊活に必要な情報などをまとめています。  

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