妊活や不妊治療

黄体機能不全の治療方法は?どれくらいで治るものなの?

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女性ホルモンの中でも、妊娠力を高める重要な働きをしてくれる黄体。

それがうまく機能しないために、なかなか妊娠に至ることができずに悩んでいる女性は意外にもたくさんいます。

かくいう私も、クリニックで「黄体機能不全」だと診断された一人です。

では、実際に黄体機能不全だと診断された場合、どのような方法で治療を行うのでしょうか?

治療にどれくらいの期間を要するのかについても併せてまとめてみました。

 

 

こんな方は黄体機能不全の可能性あり

まず、今この記事を読まれている方の中には、クリニックなどに通っておらず「もしかしたら私も黄体機能不全かも」と不安に感じられている方もいらっしゃるかもしれませんね。

黄体機能不全の場合、痛みなど特別な自覚症状はあまりなく、妊活中などでないと気が付かないという人もいるほどです。

しかし、黄体機能不全にかかっている人とそうでない人には明らかに異なる特徴がみられます。

基礎体温からわかる黄体機能不全の特徴

まず、基礎体温をつけているという場合、そのグラフから黄体機能不全の特徴を読み取ることができます。

基礎体温は排卵期を境に、低温相から高温相へと移行し、生理前には低温相になるのが一般的です。黄体ホルモンが不足する黄体機能不全では、高温を保つ機能がうまく働かず、高温期が安定しないといった特徴がみられます。

例えば以下のような感じです。

黄体機能不全に見られる基礎体温の特徴

・低温期と高温期の温度差が小さい(0.3度未満)
・高温期(体温が高い日数)が短い
・高温期中の基礎体温がガタガタで安定しない
・低温期から高温期に移るのにダラダラと時間がかかる
・高温期の間に体温がガクっと下がる

普段はきれいな二相の状態を保っているという方が、まれに上記のような状態になるのであればさほど心配する必要はありません。しかし、毎周期グラフが乱れてしまうような場合には、黄体機能不全を疑ったほうが良いかもしれません。

 

生理周期の乱れや不正出血

黄体には、子宮内膜に厚みを持たせたり、生理前に子宮内膜がはがれないよう状態を保つ働きがあります。しかし、この黄体が少ないために、これらがうまく機能しない場合があります。

生理の数日前に少量出血したり茶色いおりものが出る場合には、とくに黄体機能不全の傾向があります。

また、生理周期の日数が24日に満たないなどの場合にも、黄体機能不全である可能性が高いと考えられます。(※この場合、違う病気が原因の場合もあります)

私の場合は、しっかりとした出血が始まる生理予定日以前から、茶オリが出始めます。早い時では4日も前からちょこちょこと出てしまうので、着床出血なのではないかと要らぬ期待をしてしまうこともあります(;´・ω・)

 

生理前の不快な症状(PMS月経前症候群)があまりないという方もいます

生理前には、黄体ホルモンの影響を受けてさまざまな不快症状を訴える方もいます。

たとえば、生理前にイライラするとか情緒不安定になる、身体が重く感じられてだるい、肩こりや頭痛がする、やたらと食欲が増すといった症状などは、黄体ホルモンの影響によっておこりやすい症状です。

しかし、黄体機能不全の方の場合、黄体ホルモンの分泌自体が少ないため、こうした不快症状があまり見られないといった特徴もあります。

不快な症状がないのは良いことではありますが、黄体ホルモンが不足してしまうのは良くないことなので正直複雑な気持ちになってしまいますね。

 

心当たりがある場合にはクリニックで検査を受けて

黄体機能不全は、黄体ホルモンの分泌が不足して起こるものです。

それぞれ特徴や傾向に当てはまるものがあるという場合には、黄体機能不全の可能性があります。

黄体機能不全の症状の出方は人によってそれぞれなので、不正出血だけおこる人もいれば、症状はとくにないけれど基礎体温の傾向から黄体機能不全だとわかったという人もいます。

生理周期は安定しているものの、なんだか様子がおかしいと感じる方や、基礎体温が安定していないなと感じた場合には、一度クリニックで診てもらうとよいでしょう。

クリニックにもよりますが、3周期分程度の基礎体温表や血液検査などを基に、黄体機能不全の可能性があるかどうかを判断します。

血液検査などでは、卵胞期と黄体期それぞれの黄体ホルモン(プロゲステロン)と黄体形成ホルモン(LH)それぞれの値を測ることで、黄体機能不全かどうかがはっきりします。

黄体機能不全はある程度、基礎体温のグラフなどからも予測を立てることはできますが、クリニックで確認してもらったほうが確実ですね。

 

黄体機能不全の主な治療方法は?

黄体機能不全かどうかを知るためにはクリニックでの検査が必要ですが、実際に黄体機能不全と診断された場合の主な治療方法は次の通りです。

卵胞発育促進

生理が始まった数日後から内服薬、または注射薬を使用して、良い卵胞を作るよう促します。卵胞の発育途中の問題がきっかけで黄体機能不全が起こっている場合が多いので、薬を使用して卵胞の成熟を促します。卵胞が成熟すると良い黄体を作ることができるため、黄体ホルモンの分泌増加にもつながります。

内服薬:クロミッド、セキソビットなど
注射薬:FSH注射、hCG注射

黄体ホルモンを補充

排卵後の高温期に内服薬、注射薬を使用して黄体ホルモンを直接補う方法です。内服薬か注射薬どちらか1つを使用する場合もあれば、2つを併用する場合もあります。内服薬は排卵後10日前後使用し、注射薬は排卵後数回にわたり使用していきます。

内服薬:デュファストン、ルトラール、プロベラなど
注射薬:プロゲデポー注射

 

どの治療法を行うかは、医師の診断や相談で決まります。黄体機能不全ではホルモンの分泌を整えていくための薬物療法やホルモン療法がメインです。手術などは必要ないので、怖がらなくても大丈夫ですよ。

 

治療にはどれくらいの期間がかかる?

ホルモンバランスがン乱れている原因は人それぞれです。黄体機能不全は手術で治るようなものではないので、治療期間は人によって大きく異なります。治療を開始して1~3カ月で妊娠できた人もいれば、数年かかった人もいます。

具体的にどのぐらいかかるとは言えないんですね。ただ、それだからこそ早くから治療をはじめておいた方が妊娠にも早くつなげられると私は思います。

費用がどれくらいかかるのか不安という方もいるでしょう

治療期間がある程度かかるとなると、心配になるのがその費用です。

黄体機能不全の治療では、内服薬や注射薬を使用するので、1周期あたり数千円~1万円ほどかかります。内服薬1種類だけを使用すれば数千円で済みますし、内服薬と注射薬を合わせて使用すればそれだけ費用も上がります。

クリニックにより異なりますが、治療の前の検査には2~3万円かかりますので、黄体機能不全の治療期間が長くなればそれだけ負担になってしまうというのは確かです。

 

黄体機能不全でも排卵していれば妊娠は十分に可能

黄体機能不全であっても、排卵がおこっていれば妊娠することは可能です。実際、私自身も黄体機能不全だと診断されていて、基礎体温のグラフもガタガタでしたが、完治しない状況のまま第一子を妊娠出産しました。

38歳妊活中の管理人の自己紹介ページ

 

とは言え、妊娠の確率を上げるためには、黄体機能不全を改善しておいた方が良いでしょう。

黄体機能不全を改善するには、やはりクリニックでの治療が効果的です。さらに、日頃の生活習慣を見直すことで黄体機能不全を改善することも可能です。ホルモンバランスが整うような生活を心掛ければ、黄体ホルモンの分泌が正常になるためです。

 

冷えやストレスはホルモンバランスを乱します。その結果、黄体機能不全につながってしまうので、日頃から体が冷えないように工夫をしましょう。運動や服装に気を付ける、体が温まるような食事などがおすすめです。ストレスはたまったままにならないように、こまめに発散するようにしましょう。

ビタミンEには黄体ホルモンの分泌を促す効果があると言われています。ビタミンEを豊富に含むアーモンドや卵を積極的に摂取すると良いですよ。

このような生活習慣の見直しは、クリニックでの治療にプラスして黄体機能不全の改善を後押ししてくれます。

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まとめ

黄体機能不全は内服薬と注射薬を使って治療していき、治療期間は人それぞれです。

改善するためにはやはり治療をすることが必要ですが、食事などの生活習慣も見直すことで相互的に黄体機能不全を改善することができます。

日ごろの努力次第で改善を後押しできますので、まずはクリニックで黄体機能不全の検査を受けてみることをおすすめします。

 

  • この記事を書いた人
グミちゃん

グミちゃん

プロフィール詳細2013年1年間の妊活期間(通院も含む)を経て自然妊娠→娘を出産。現在、38歳にて二人目妊活に奮闘中。2017年10月無事二人目妊娠確定しました。このサイトでは、娘を妊娠するまでに学んだことや感じた事、妊活に必要な情報などをまとめています。 

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