妊活や不妊治療

基礎体温を付け始めたけれどなかなか高温期にならない方へ

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妊活のために基礎体温を付け始め、そろそろ排卵する頃だと思っていたのに、
なかなか高温期にならないとやきもきしてしまいますよね。

自分のどこかに原因があるのではないかと不安に感じてしまうものです。

ではなぜ、基礎体温は上がってこないのでしょうか?

そこで今回は、基礎体温がなかなか高温期にならない理由や、
その改善策についてお話させていただきます。

 

 

高温期にならない場合に確認すべきこと

生理周期が28日周期の女性の場合、生理が始まってからの2週間ほど低温期があり、その後排卵すると高温期が2週間ほど続いてから次の生理が始まります。

生理周期の長さは人それぞれで、人によって25~35日くらいと幅があります。しかし、排卵後から高温期が2週間ほど続くというのは誰しもだいたい同じだとされています。

もしもなかなか高温期にならないという場合には、まずは自分の生理周期や基礎体温計の使い方を確認してみましょう。

 

排卵後なのかどうかを確認

基礎体温を測っているのになかなか高温期にならない場合、単純にまだ排卵しておらず高温期に入っていない可能性が考えられます。

生理周期が28日場合は、生理が始まってから14日ほどで排卵するとされていますが、周期が長くなるほど排卵日は後ろ倒しになります。

一般的に高温期は排卵後となっていますので、排卵がいつ頃だったのかというのが一つのポイントになるといえるでしょう。

基礎体温を付け始めたばかりだと、自分の排卵のリズムをつかむまで大変ですが、まずはそこから確認してみるとよいでしょう。

 

基礎体温の測り方が間違っていないか確認

また、基礎体温の測り方に問題がある場合なども、正しい体温が測れず高温期かどうかがわかりにくくなってしまうこともあります。

基礎体温は朝、目が覚めた時に出来るだけ動かずに測ります。基礎体温計の先端を、舌の裏側のスジの左右どちらかに当て、口を軽く閉じて測定するのが正しい使い方です。通常は舌の裏側のスジの左右どちらかに基礎体温計の先端を当てて計測しますが、間違って舌の上で測ってしまうと、0.04~0.10度の誤差が出てしまいます。

 

また、日によって基礎体温計を当てる位置が違う、計測している最中に口があいていた場合にも誤差が出てしまいます。さらに睡眠時間や起床時間にも基礎体温は左右されるため、正確に測定するためには睡眠時間も測定時間も出来るだけ毎日同じにする必要があります。

寒い季節には外気温の影響を受ける場合もありますし、鼻呼吸が苦手で息継ぎをした際に低く計測される場合もあります。このような場合は、当然正しい測り方に変えるだけで、改善できるはずです。

 

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基礎体温が高温期へと入らない理由はいくつか考えられますが、まずは排卵日と基礎体温の測り方の2つをチェックしてみることが大切です。

 

基礎体温があがらず高温期にならない理由は?

しかし、すでに排卵が済んでいて、かつ正しい測り方をしていてた場合であっても、基礎体温が高くならないことがあります。

このような場合、どういった原因が考えられるのでしょうか?いくつか考えられる原因をあげてみましょう。

 

実際は高温期に入っているのに気が付いていない

一般的に低温期と高温期の温度差は0.3度あるといわれています。しかし、この温度差が小さいあまりに、低温期から高温期に入っているのにも関わらず、高温期に気づけていないというケースもあります。

0.3度以上の差がなくても、グラフが二相に分かれていれば問題はないとも考えられていますが、高温期の体温があまりに低い場合などは、黄体機能不全の可能性が考えられますので、改善や治療をするのも一つの対策です。

 

何らかの原因で排卵自体していない

いつまでたっても高温期にならず、低温期のまま生理がきてしまうような場合は、排卵がおこっていない無排卵月経の可能性があります。

 

  • 生理周期が不規則
  • しばらく生理が来ないときもある
  • 生理の量が少なくダラダラと何日も続く

上記に当てはまるような場合、排卵をしていない可能性もあります。

無排卵月経となる原因にはいくつかありますのでご説明いたします。

 

高プロラクチン血症

脳下垂体から分泌されるプロラクチンというホルモンが、多量に放出されてしまう疾患のことです。本来プロラクチンは出産前後で乳腺を発達させ、母乳の分泌を促す働きがありますが、妊娠前に多量に分泌されると、排卵を抑制してしまうのです。

 

ストレス

ストレスは自律神経を乱す原因となりますが、自律神経は脳下垂体で調節されています。脳下垂体では排卵の調節も行われているので、ストレスの影響を受けると無排卵になってしまうのです。低温期にパートナーとけんかをしたことが強いストレスとなって、排卵が遅れたり排卵がないまま生理が来てしまうというケースもあるのです。

 

風邪などの体調不良

生理中に風邪をひいて体調を崩したりしたことが原因で、排卵が遅れたり排卵しなくなってしまうこともまれにあります。これも、ストレスと同様、体調不良が自律神経に影響を及ぼすことが、無排卵を引き起こす原因となると考えられています。

 

過度なダイエット・肥満

過度なダイエットによりエネルギーが足りなくなり、無排卵を引き起こすことがあります。これは体が生命の維持を優先しようとするためです。また過度に太っていると、卵胞ホルモンが脂肪の中に溜め込まれてしまい、排卵しづらくなってしまいます。

 

多嚢胞性卵巣症候群

卵胞の発育に時間がかかり、排卵されずに多数の卵胞が卵巣内にたまってしまう疾患のことです。黄体化ホルモンやインスリンが通常より強く卵巣に作用してしまい、男性ホルモンが増えることで引き起こされます。

 

甲状腺機能低下症

甲状腺はのどの下あたりにある器官で、ここから分泌される甲状腺ホルモンはさまざまな臓器を調節するために必要なものです。甲状腺機能低下症で甲状腺ホルモンの分泌が低下すると、卵胞の発育に時間がかかってしまい、無排卵が引き起こされます。

 

 

 

 

このように、基礎体温が高温期にならない原因には、いろいろなことが考えられます。どれか一つが原因となっている場合もありますし、複数のことがらが組み合わさっている場合もあります。人の体はとても不思議なもので、高温期にならない原因が毎月同じことであるとも限りません。

大切なことは、高温期になるかどうかではなく、その裏にどのような事柄が隠れているかを知ることなのです。

原因が見えてくれば、対策や改善策もおのずと見えて来るのではないでしょうか?

 

基礎体温を安定させるための改善策は?

基礎体温がなかなか安定しない場合、まずは生活習慣を見直してみましょう。なぜなら疲労や睡眠不足、ストレスが溜まっているとホルモンバランスを大きく乱してしまうためです。

日ごろから疲れやストレスを溜めたままにしないよう心がけ、早寝早起きの規則正しい生活をする、栄養バランスの良い食事で適正体重を保つことでホルモンバランスを整え、基礎体温も安定しやすくなります。

 

単純に基礎体温が上がらないというだけなら、そこまで深刻になることはありませんが、排卵自体していないとなればこれは問題です。しっかりと原因を突き止めて、改善していく必要があるでしょう。

状況に応じて、クリニックなどで無排卵かどうかの確定や、必要に応じて治療などをしたほうがいいケースもあるでしょう。黄体機能不全の場合も、ホルモン療法などを行うことで改善させることも可能です。心配な場合は、数か月分の基礎体温表を持参して、クリニックで相談してみてくださいね。

 

 

まとめ

なかなか高温期に入らないと不安に感じてしまいますが、基礎体温を付け始めたばかりの頃は、自分の排卵リズムをつかむのはまだまだ難しく高温期かどうか判断ができない場合もあります。

基礎体温が安定しない時には、まずは自分の生理周期や基礎体温計の使い方、生活習慣を見直してみてください。

それでも改善出来ない場合には、多嚢胞性卵巣症候群や甲状腺機能低下症などを始め、さまざまな原因によって排卵できていないために高温期にならない可能性もあります。

自己判断にとどまらず、場合によっては専門家に相談することも視野に入れてくださいね。

 

  • この記事を書いた人
グミちゃん

グミちゃん

プロフィール詳細2013年1年間の妊活期間(通院も含む)を経て自然妊娠→娘を出産。現在、38歳にて二人目妊活に奮闘中。2017年10月無事二人目妊娠確定しました。このサイトでは、娘を妊娠するまでに学んだことや感じた事、妊活に必要な情報などをまとめています。 

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